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【中学校】2年生 技術・家庭(家庭分野) 「防災」に関する出張授業を実施しました👨‍🚒🚒

中学校2学年では、2025年1月30日(木) の4〜5校時に「防災」に関する出張授業を実施しました。

日本赤十字社青森県支部から講師として岩井雄太郎さんをお呼びし、「避難所運営を基に防災について考える」をテーマにした学習とグループワークを行いました。

はじめに岩井さんから赤十字のはじまりや能登半島地震での災害救護の体験談、そして日本赤十字社の9つの仕事等について講話していただきました。日赤の仕事の1つとしてある「災害救護」について知識を深めた後、「避難所運営ゲーム」をしました。

「避難所運営ゲーム」は生徒6~7人グループで運営者となり、続々と避難してくるさまざまな条件の人たちを学校の避難所へ誘導し、避難所を作っていくゲームです。グループリーダー、カードの担当、掲示板係などを決め、避難者の条件を見ながら各部屋へ配置したり、避難者からの質問や行政職員からの連絡などに対応をし、次々にくる避難者をすばやい判断のもと話し合って、配置していくことが必要となります。
生徒たちは一生懸命考え、短時間の中でも避難者に寄り添った運営ができていました。とても楽しんで盛りあがりました。中学生には難しいかと思われたグループワークでしたが、大切なことに気づき、考え、実行できていたと思います。

最後に岩井さんからゲームの検証を通して、実際の避難所ではゲーム以上に大変な点がたくさんあることを教えていただき、防災への意識を高め、考える良い機会となりました。


■ 講師の岩井さんによる講話

東奥義塾中学校・高等学校は避難所になっている?
能登半島の避難所について

■ グループワーク(避難所運営ゲーム)の説明

ゲームの条件
避難者カードやイベントカード
掲示板の使い方
講師の話に耳を傾ける生徒

■ ゲーム中のグループワークの様子

避難者がどんどん避難所に到着
付箋を活用して整理
どの避難者をどこに配置するか意見を交換
避難者カードの配置
掲示板に時系列で案内を記入

■ 日本赤十字社 青森県支部 ホームページ